出雲崎町(歴史)概要: 出雲崎町は古くから開けていた地域とされ産出した石油を朝廷に献上していたという記録が残っています。北陸街道の宿場町(出雲崎宿)として発展しただけでなく北前船の寄港地や佐渡金山から産出された金銀の陸揚げ港として重要視され幕府の天領として代官所が設けられました。
天領の石高は7万石から9万7千石で比較的石高が高く周辺の外様大名の監視役にもなってました。元禄2年(1689)には松尾芭蕉も訪れていて" 荒海や 佐渡によこたふ 天の河 "の句を残しています。
現在でも切妻の町屋が軒を連ね良好の町並みを残していて当時の雰囲気を色濃く残しています。又、出雲崎町は良寛の生誕地とされ、生家である橘屋の屋敷跡に建立された良寛堂や、良寛が修行した光照寺などの史跡があります。
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